栗の毬
2006年10月1日
栗(くり)
Castanea crenata
ブナ科クリ属
学名のCastaneaは、「樽」を意味するラテン語に由来。
英名のチェスナッツは、Chestが部屋を意味sする。いがの中の果実が幾つかに分かれているところから命名。
くりの花言葉は、私を公平にせよ・豪奢・満足・真心
拾われぬ 栗の見事よ 大きさよ 小林一茶
脂肪の海に溺れそうな私の胃袋が、今にも落ちそうな栗を見上げた瞬間に大きく蠕動運動を開始した。こんなに肥満になってお前はまだ懲りないのか。ああ、秋空に身をさらし、毬の奧からつややかな顔、覗かす栗の実はよくみれば、汗をかいているではないか。早くお食べ、と媚びるような表情で誘っているではないか。
こんな川柳がある。
栗の毬触らば落ちむ風情なり
しかし、栗を強引にもぎ取るなんてことは考えない方がいい。毬に触れば怪我をする。
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