冬珊瑚
2007年1月3日
フユサンゴ(冬珊瑚) / ナス科ナス属 半耐寒性小低木。 明治時代に渡来した帰化植物。 有毒植物。
花を咲かせた後、寒くなると実をつける。実の色は青から黄色、橙色、赤と変化していく。赤い果実を珊瑚玉になぞらえて『フユサンゴ』の名前がついた。別名、玉珊瑚(タマサンゴ)
学名は「偽トウガラシ」の意味があり、その名のとおり毒性があり食べられない。
花言葉は、あなたを信じる・愛情
▼暖冬とはいえ、冬の公園はやはりいつもながらの殺風景だ。ふと、皺だらけの枯葉の中から、紅いに光る真珠玉を発見した時の、ささやかなときめき。
その控えめな草木は、磨かれた赤い珊瑚のような実を持つことから、冬珊瑚の名前を勝ち取った。
▼身にまとうものをすべて捨て去った冬だからこそ、見えるものがある。
こうして、この赤い小さな真珠に、年甲斐もなく、胸躍らせて、何回もシャッターを押しているのも、君の周りに殺風景な光景がどこまでも広がっていたからかもしれない。
だから、まわりを気にせずに、君は
あるがままに輝いていればいい。
誰かがきっと君を発見してくれる。
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