秋桜に集う
2007年 9月22日
キバナコスモス
(黄花秋桜)
キク科コスモス属
コスモスより葉の裂片の幅が広く草丈も低い。花は一重か、舌状花弁が重なった半八重咲き。 花言葉は 野生美
▼その朱色の秋桜は、キバナコスモスに属し、名前を「ディアボロ」というらしい。辞書をみると、ディアボロとは、お椀を2個つなげたようなコマを、2本のハンドスティックに通した糸でまわす空中で回転させるタイプの独楽だそうだ。その形からきたのだろう。
▼誘われるままに、その花畑にきた。色鮮やかなディアボロの群生の回りを、素人カメラマンがぐるりと囲む。その中心、光の一番、美しいポイントで画家は静かに軸をすえ、その茎の一本一本までをも逃さないという意気込みでペンを動かす。不思議なことに彼女のスポットに、蝶や蜂などが蜜を求めてやってくる。
移りゆく光の帯をどう受け止めて、そのキャンバスにはどんな花畑が復元されていくのだろうか。じっとみていたいが、時間がない、こちらはせっかちに通り過ぎていくだけだ。私の限界はここにある。
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