立山の草花 <ミヤマアキノキリンソウ>
2008年8月
ミヤマアキノキリンソウ
(コガネギク)
キク科
立山・室堂。一輪のキリンソウに光があたっている。 コガネギクとも呼ばれる由縁がわかる。
その名のとおり、高原の夏の終わりに咲く。アキノキリンソウの高山型。アキノキリンソウは傷口を固定する薬草、アメリカインディアンは葉をすりつぶしてガラガラヘビに咬まれた時に、軟膏として塗るというが、この高山型も同じ効能を持つのだろうか。
平地のアキノキリンソウの花言葉は、予防・安心・幸せな人・・・といろいろあるが、山のこの一輪には、安心という言葉が一番似合う。
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