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  アガパンサス
         ユリ科ムラサキクンシン属の宿根草
       




その愛らしい花から、ギリシヤ語のアガペ(愛)とアントス(花)からアガパンサス=愛の花 となった。原産地は南アフリカ、現地では地下茎や根を煎じて妊婦の便秘薬として使われる。日本へは明治中頃に一種が導入され、ムラサキクンシラン(紫君子蘭)、アフリカンリリーと呼ばれた。花言葉はアバカンサス全般は「恋の季節」、「恋の便り」、「恋の訪れ」。青紫のアガパンサスは「知的な振る舞い」


▼ 花の戦略は実に知的である。それぞれが独自の昆虫を引き寄せる戦略をたて、あとはじっと待つ。・・

花の写真ばかりを撮っていると、ねらいを定めレンズを向けた花弁にそっと蝶が飛び込んでくれることがある。自分は蝶と同じ美意識なのかな、などと大それたことを思い愉快になる。

いずれにしても花は万全の策を施し、じっと蝶が飛来するのを待ちつづける。「知的な振る舞い」である。


                          2003年8月3日
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