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  アサガオ(朝顔)    ヒルガオ科アサガオ属

 原産地は中国からヒマラヤにかけて。日本へは9世紀中頃、遣唐使によってもたらされたのがはじめだといわれる。最初は下剤としての薬用植物として使われた。19世紀前半に観賞用として空前のブームがおこったという。花言葉は、はかない恋。平静、喜悦、結束。(八坂書房 「花ごよみ花だより」より)



 かよわい花です  
 もろげな花です

 朝さく花のあさがほは 
 昼にはしぼんでしまひます   

                       昼さく花の昼がほは  
  夕方しぼんでしまひます

 夕方に咲く夕がほは              朝にはしぼんでしまひます

                     


 
みんな短い命です   
 
 けれども時間を守ります

 さうしてさっさと帰ります 

 どこかへ帰ってしまひます    

                                    三好達治



                   

                          2003年8月1日
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