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   デイゴ(梯)     マメ科デイゴ属

炎えるような鮮赤色は情熱的熱帯、亜熱帯地方に広く分布、インドか東南アジアが原産とされる。沖縄に於ける古い栽培記録は、1719年に来琉した徐葆光の中山伝信録に、宮古島に大木があると記載されている。 1965年6月15日に沖縄(県)の花に選定された。 成長が早く、台風の被害を受けても回復が早く、鑑賞、日陰樹として、街路樹、公園木等に使われいる。 琉球漆器の素材としても、古くから利用されています。アルカリ性の土壌にも強く、珊瑚礁の島でも目立つためか、英語では Coral tree と言われている。薬効としては、葉や樹皮を乾燥させた物が腹痛や下痢などに効果がある。日本各地で見られるのはアメリカデイゴ、花言葉は「夢」「童心」

                                       『島唄』

      デイゴの花が咲き 風を呼び 嵐が来た        デイゴが咲き乱れ 風を呼び 嵐が来た

        くり返すくぬ哀(あわ)り 島渡る波ぬぐぅとぅ

        ウージの森であなたと出会い                    ウージの下で千代にさよなら

        島唄ぐゎ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ    島唄ぐゎ 風に乗り 届けてたぼれ 


         わんくぬ涙(なだ)ぐゎ


                          2003年8月10日
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