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   ガマ(蒲)     ガマ科ガマ属




矛(ほこ)のように見えるガマの穂先は「がまほこ」という。これがカマボコの語源となった。蒲鉾という漢字の「蒲」はガマからきた。また、昔、鰻は筒切りにしてそのまま棒に刺して焼いた。その形がガマの穂にそっくりだったので、「蒲焼」といった。その「蒲」はガマからきた。昔は綿代わりに座布団などに入れられた。ふとんという字も「蒲」の字を使って「蒲団」とも書く。
 ガマを「狐のロウソク」と呼ぶ地方もある。実際にガマの穂をアルコールや灯油に浸して火をつけると幻想的な炎をかもし出す。ガマの綿毛はふわふわして気持ちいい。(出典「身近な雑草のゆかいな生き方」)
ガマの花言葉は、従順、素直、あわてもの














 


                          2003年8月13日
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