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ゴシキトウガラシ
ナス科一年草
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果
実が緑、紫、黄、橙、赤と変化し、鮮やかな色彩を愉しませてくれた夏に続いて、殺風景な冬のベランダで、今、再び赤い果実を見せている。ナス科の植物なので、秋ナスと同じ理屈で再び実をつけたのだろう。
▼京都大学の矢澤進教授によると、トウガラシは1492年11月4日、コロンブスがキューバ島で発見した。これに端を発し、スペイン・ポルトガルへと持ち込まれ、そこからヨーロッパ、アフリカ、インド、そして中国、日本に伝播し、それぞれの地域で料理に欠かせない存在となっている。