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フクジュソウ(福寿草)

      キンポウゲ科フクジュソウ 

雪の中から咲く花。旧暦の正月頃に咲き始め、貝原益軒は福寿草とともに元日草と呼んだ。長寿草ともいう。岩手や青森ではマンサグとかツチマンサクと呼ぶ。「土からまず咲く」の意。昨年の暮れ、ドンキホーテの店頭で正月に咲きそうなものを選んだのだが元旦の今日は右の写真の通り残念ながら満開にまではいかなかった。このような鉢植えは正月に咲かせるため秋に掘り起こした促成栽培である。
 下の写真は昨年の二月、練馬の農家の畑で発見して撮影した。

「こんなところに福寿草が・・・」とあわててシャッターを押した。盃のような花弁がいっぱいに陽を浴びている姿はまぶしく鮮やかだったが、出来上がった写真は単なる黄色い塊に過ぎなかった。花弁が集めた光が強すぎたのだ。不満足な写真だが元旦ということでご勘弁願って、良い写真が撮れたらまた後日紹介したい。

福寿草の花言葉は、永久の幸福・回想・思い出・幸福を招く(日本)・祝福、悲しき思い出(西洋)

                          2004年1月1日