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  モチノキ  モチノキ科常緑広葉高木 

本州中南部、四国、九州、沖縄に自生する。葉は革質で光沢がある。4月頃に目立たない花を咲かせ、秋から冬にかけて赤色の実をたくさんつけ、鳥を呼び寄せる。雌雄異株。


▼ 団地の駐車場の横のモチノキが、それは見事な紅い実をつけた。たくさんの鳥が実をついばみにやってくる。ふと気がつくと、紅葉の秋は過ぎ去り、葉を落した裸枝が冬の青空を突き刺している。そんな冬の荒涼の中では赤という色が実に映える。遠くからもはっきり見える赤い宴、勇んで押しかける鳥たちの気持ちが愛らしい。

                          2003年12月23日