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 オニバス (鬼蓮)

          スイレン科オニバス属                 

 
 オニバス属は1属1種の植物(オオオニバスは、オオオニバス属に属す。)
 属名Euryaleは、ギリシャ神話に登場するゴーゴン3姉妹(メデューサ、ステンノー、エウリアーレ)の一人であるエウリアーレにちなんで名付けられた。原産地はパラグアイ、ブラジルc、アルゼンチン。

花言葉は、神秘的

▼冬の新宿御苑、矢印のままに公園の中にある大きな温室に飛び込んだ。入った途端に、冷気を帯びた体がゆるんでいく。アマゾンやアフリカから持ち込まれた熱帯雨林の植物の中を通り、大きなプールに行き着いた。そこに浮かんでいたパラグアイ・オニバス、葉の直径は1メートルはあるだろうか。オニバスは、まず夜に白い花を咲かせ、朝になると閉じる。二日目の夕方、もう一度花開くが、花の色は変わっている。花はその後、水中、に沈み、種ができる。
日差しを受けて輝く見事な花、水中をみると、メダカが群れをなして泳いでいた。
 外では冷たい風が吹き荒れている。
                          
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