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2014年02月09日

●公園のゆきだるま


▼東京は20年ぶり20センチの積雪。朝、雪かき作業を手伝った後、「かまくら」つくりに興じる団地の子供たちの間を縫って、公園に向かった。予想通り、雪原となった公園では、さっそく、次々と、個性的な雪だるまが出現していた。今年、早くも完成していたのは、「ドラえもんおとうさん率いる大家族の行列」だ。 おそらく雪がやんだ、早朝の1時間あまりで作り上げたに違いない「芸術品」だ。
 
これまで、雪がふるたびに東京の公園でいろんな雪だるまに出会った。

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▼東京の公園で出会った雪だるまには、独特の個性と独創性がある。早朝の白いキャンバスに向けって自在に発想をひろげる、おそらく若者であろう作り手たちの、それぞれの姿を想像するのはおもしろい。
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▼夜の間に、そっと靴を仕上げる妖精の童話のように、雪がやむとあっというまに、多彩な雪だるまを生みだす我々の社会の豊かさを誇りにしたい。そんな野暮なことを思い公園から帰ってくると、団地にりっぱな「かまくら」が完成していた。

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