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2014年01月02日

●裸木に咲く"赤い花”


イイギリ(ナンテンギリ):イイギリ科イイギリ属 秋に葉が落ちた後赤く熟した実だけが枝に残り、赤い花が咲いたように美しい。雌雄異株で、枝先に、雄株は緑、雌株は小花の集まった、大きな円錐形の花で、花弁はない。実がなるのは雌株だけ。昔、この葉で飯を包んだことから「飯桐」の名がついたといわれている

▲裸の樹木の枝絡まり合う抽象的な冬の公園を歩く時、はっとするときめきを与えてくれるのは、イイギリの樹だ。裸の枝に見事な紅の実を従える、その威容に鳥たちが群がる。光が丘公園のイイギリの”赤い花”は今年も見事に青空に映えていた。
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▲今年は、その幹に手作りの札が結びつけられていた。昨年の光が丘地区祭を記念して、ボランティアの人たちが丹念に作り上げた。そのハンドメイドの札が見事にその乾いた幹に溶け込んでいた。
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▲青空の正月、再び、この凜とたつイイギリの下で、紅の宝石のおこぼれをいただきながら、満ち足りた気持ちになる。ありがたい。
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